独白3

Terry

2006年09月11日 01:51

えー、彼女の誕生日でした。(彼女っていってもステディではない)

彼女は夜、週1でバイトをしているので、お店に行ってお祝いをしてきました。
ケーキと花束を持って訪ねていくと、とても喜んでくれました。
プレゼントは隠しておき、小さなクマのぬいぐるみを最初に渡しました。
以前、クマのぬいぐるみをあげたら結構喜んでくれたので、好きなのかな、と。

思った通り、小さなクマのぬいぐるみでも喜んでくれました。
花束も渡しているので「プレゼントが2つだね~♪」と。

以前に1度、彼女がチョコレートケーキを好きだと言っていたため
Abondanceで予約したチョコムースケーキもカットしてもらい食べました。
ケーキ大好きな彼女は満足げです。
クマのぬいぐるみで遊んだりしています。

そこで、そっとテーブルにプレゼントを出しました。
これが本当にあげたかった物だよと言って。
彼女は本当に喜んでくれて、その場でプレゼントを開けました。
以前から可愛いのを持っていないと言っていたピアスをあげました。
すぐに今までしていたものを取って、プレゼントのピアスをつけようとしました。

鏡がなかったのでなかなか付きません。
彼女が付けて~と言うので、付けてあげました。
手を繋ぐ事もあまりないプラトニックな我々ですから(まぁ友達なので当たり前ですが)
彼女の耳に触れるのもドキドキしてしまいます。
ふわっと微かに漂うシャンプーの香りにもクラクラとします。

耳が小さく、ダイヤがゆらゆらと揺れる小ぶりなピアスがとても似合いました。
「可愛いね。とてもよく似合うよ」と言うと、恥ずかしそうに喜んでいました。
「こんな嬉しい誕生日初めてかも・・・。」リップサービスにしても嬉しい言葉です。

「テリーはやっぱり最高だね。ずっとそばに居て欲しいなぁ」
「浜松で一人暮らししたら遊びに来てくれるよね?泊まっていってくれるよね?」
「東京ディズニーランド行きたいね。アンバサダホテルって予約1年待ちらしいよ?
 今から予約して来年の誕生日に行こうよ~」
「これからもずっと誕生日にお祝いして欲しいな。テリーに・・・(ぽっ)」
彼女からかけられる言葉の数々に、2日間必死でプレゼントを選んだ苦労も報われます。
残業が終わった後の22時過ぎ、閉店間際の花屋に飛び込んで無理なお願いを
きいてもらったのも笑い話になります。




ええお話や~。・゚・(ノ∀`)・゚・。
・・・ここまではね。

お店が終わったあと、まぁ彼女を送って行ったんですが
その途中にしつこく言い寄ってきていた男の話がでました。
以前、「もうメールしないでっ!」ときっぱりと拒絶したハズの男です。
どうやら、冷たくあしらわれたことにより、一層燃えた男が猛攻にでてきたようです。
「携帯買ってあげたから渡したい!」「ぜひ会いたい!」「家まで届ける!」
と、いったメールがそれまで以上に(日に30通余り)届くようです。

それを聞いた私は、「そんな変な男に家まで来られたくないよね~?」と言い
「うん、絶対教えないよ。わけわからん男になんて」という会話が当然でます。
(そっかそっか、わけわからん男には教えられないよなー。うんうん)と思いました。

そこで・・・。
「今日は花束とか荷物いっぱいだから、原付で帰れないね。家かその近くまで送るよ」と。
「・・・・ううん。いい。」

Σ(゚Д゚;エーッ!

まぁ、それだけなら、まだステディじゃないしな(´ー`;)変な男と同じ扱いな訳じゃないさ
と自分を納得もさせられるのですが・・・。
「じゃ、じゃあ、いつものように駅まで送るね」「うん、ごめんね。ありがとう(にっこり)」

駅に着くと、「ありがとう。じゃあね!」そそくさと車を降りる彼女。
「迎えが来るまでいようか?せめて、その場所まで荷物持っていってあげるよ?」
と言っても「ううん、いい。ありがとう(にっこり)」との完全拒絶っぷり。
まぁ、もう少し時間をかけるのもいいさ。と強がってみて、帰ろうとしました。

ふと、ルームミラーを見ると。
少し離れた彼女が荷物を降ろし、なにやらごそごそしています。
ゆっくり発進しながら見ていると、耳元に手をやっている様子。

ん?
あげたピアスを・・・?

・・・・・・・はずしてる!?
なんで???

わかりません。
わかりませんが、どうやらダメそうなんだな・・・ということは分かりました。

そろそろ正気に戻ります。
テリーが生き返ったら皆さん暖かく迎えて下さい。
しばらくはハエがたかってる腐乱死体のようなテリーですが、そっとしておいて下さい。


18日の月曜日に約束した富士急ハイランドはどうしよう・・・。・゚・(ノд`)・゚・。

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